「データは確かにあるんですよ。でも紙なんですよね」とはよく伺います。でも、これは紙に書いてあるデータを、ハードウェア:スキャナー、ソフトウェア:OCRソフト、などの組み合わせでデジタルデータにできるはずです。このような作業を行う前に、データがどのような形になりそうかを把握しておきましょう。主に二つに分類できます。
構造化データはエクセルを考えるとわかりますが、処理、集計がしやすく扱いやすいデータです。一方で、非構造化データは集計がそのままではできず、人間の手である程度整理をつける必要があります。
現在、企業が持っているデータは80%が非構造化データと言われており、この処理に多大な時間が費やされます。
よって、DXを進める際には、まず簡単な「構造化データ」に既存のアナログデータなどを変換できないか?から進めることをお勧めします。
次に、ハードウェアについて書きます。