何かのサイト(新聞系だったかな?)を斜め読みしていたところ、森林蓄積量の測定の精密化に取り組む、みたいな記事を見ました。(正しいかどうか自信がないです)
日本では林野庁が森林蓄積量を公表しており、その調査方法も公開されています。ですが、この調査結果は平成30年度までのものであり、衛星写真などの精密化などの状況からは測定方法が古いとも言えます。
森林蓄積量は二酸化炭素吸収量の算定にも直結するので大切、と考えられているのですが、森林が本当にCarbon offsetに貢献しているかは議論が分かれるところであり、様々な論文が出ています。
森林による二酸化炭素削減については別の機会に記すとして、森林蓄積量の世界的データは世界森林資源評価によると、まだ信頼性の高いデータは多くないと言われています。
森林面積割合が大きい日本ではありますが、その絶対量はロシアなどと比較すると小さく、測定方法で優位に立てるかどうかは微妙な情勢というところでしょうか。