以前記した通り、私はマイナンバー推進派です。マイナンバーカードの交付枚数が8000万枚を超える中、誤登録が2万件あったとして（実際は1万件未満）、4000分の1。0.025％ですか。そのくらいはあるだろうというのが私見です。それで、税金が増えるのは。。。と書きながら、ふと思いました。

マイナンバーカードの費用対効果って、政府は示しているのかしら？

財務省や総務省のサイトを調べるとわかるのでしょうが、今回は新聞のサイトから引用します。2022年12月の朝日新聞の記事によると、広告宣伝費のみで2兆円超え。2020年までで国費で9000億弱投入されているので、3兆円くらいは使われている試算。さらに今回の総点検（これ、誰が喜ぶのかしら？）でさらに上乗せされます。

それでは、マイナンバーカードによって、3兆円のコスト削減が図られているのか？ざっくり1億枚のカードが交付されるとして、1枚当たり3万円の利益が享受されないといけないわけで、現状、そこまでの効果は出ていないですよね。

システムの総点検とかする前に、財政の総点検をしたほうがいいのでは？と思うのは私だけなのでしょうか。