DXGX Consult - Vertex AI Agent Builderを試してみました

Vertex AI Agent Builderを試してみました

IT
2024年04月14日

Vertex AI Agent Builder を試してみましたので、手順を記します。大体は紹介ページを読むとわかりますが、少しずつ引っかかる部分もありましたので、紹介します。

費用が結構掛かる(12ドル/1,000トークン)なので、注意してください。

登録すると、1,000ドル(1年間有効)のトライアルをもらえますので、その範囲で試してみましょう。

  • Google Cloud Console から、Agent Builder を選択し(検索ボックスで検索かけるのが早いです)、api類を有効にします。
  • 新しいアプリを選択し、

    Agentを選択します。

  • Agent名などを入力して、アプリを作成します。基本的にこのソリューションは自分が持つデータを使用するEnterprise向けのものなので、適当なデータ(自分が作ったプレゼンなど)をGoogle storageにいれておいて、それをデータストアに入れるようにしておきます。
  • Agentの目的、分岐などを入力します。
    Goalに目的を簡潔に入力し、Instructionsに詳細を入力します。分岐はif - elseが使えますので、例えば、
    ‐ if customer ask for cat ${TOOL: 自分の作ったTool}
    - else use ${TOOL: code-interpreter}
    という感じで入力すると、猫について聞かれたときは自分のデータセット、それ以外はGoogleのモデルを使用できます。


Toolを作りましょう。ポイントはTool一つに対して、Data Storeは一つである点です。Web SiteとUnstructure Documentを同時には定義できないので、注意してください。

  • 右の画面でテストします。うまくいっているようです。