どうしていきなり資源なの?と思われる方も多いと思います。DXをしたい、業務改革をしたい、というときにも「まあ、とりあえずやってみるか」ということでは、継続性がなく、また、「誰がやるんだっけ?」という話になりがちです。そこで、資源という考え方でDXには何が必要かを考えてみましょう。
まず、経営における資源とは何でしょうか?昔から「人・もの・金」といいますが、その考え方は今でも変わっていません。それでは、順番に見ていきましょう。DXにおける人とはなにか?ITに詳しい人?新規事業をする人?業務改善をする人?たくさん定義できそうですね。
そうなんです。まず行うべきことは、「会社の中に、どのような仕事をする人が何人いて、どのような力量で仕事に携わっているか?」これを把握することが大切です。
そのための第一歩、「業務を洗い出す」。これをDXのために徹底しましょう。そうすれば、人という重要な資源が、今、何に従事していて、過不足はどうなのか?を把握することができます。
DXに関係なさそうだな?と思うかもしれません。しかし、考えてみてください。「DX?誰がやるんだっけ?」論にスタート時点で必ずなるのです。
DXとは、「人が楽になり、その楽になった分をより創造的な業務に従事できること」も一つの目標です。
「DXに取り組むに適している人」を探し出すためにも、業務の洗い出し、まずこれをやってみてください。
「自分たちでは無理」。わかります。その場合は、私のようなコンサルタント(=外部資源)に頼ってください。きっと、面白い分析結果が出てきます。