現在は廃油由来の原料が主であるSAF(Sustainable Aviation Fuel)。持続可能な航空燃料というわけですが、本当にそうなのか?ということを考えたいと思います。
まず、廃油由来である点は、集積するのに運輸の燃料がかかり、さらに生成するのにエネルギーが必要です。
それでは、ユーグレナが研究しているような藻から燃料作ればよいということになりますが、生産量に限界があるのは明らか。
電動飛行機は大型飛行機では適用できないですし。。。ということになれば、第一候補は水素なのですが、これもまだまだ実用化は先のようです。
航空機のような、代替燃料が難しいものに関しては、現状のエンジンをいかに効率化できるかを考えたほうがいいのではないでしょうか。どうしても航空業界をみると、「カーボンニュートラルのために頑張ってます」という姿勢を見せるために違う方向に行っていないかなと感じてしまいます。