DXを実施しているのだけれど、効果が出ない。
そのような話をよく伺います。
他にも列挙できますが、DXを進める際に、コンサルなどにすぐ頼むのではなく、IPAのDX白書をしっかりと経営層、企画部門が読み込むことをお勧めします。例えば、巻頭言において
デジタル化技術やツール、深層学習・強化学習を筆頭に加速的に進化し続けるAI、データサイエンス、 IoT、クラウド、アジャイル、デザイン思考、プロダクトマネジメントなどの新しい動きにチャレンジす ることは大事です。しかし、その前にまずは経営者自身がデジタルの意味を率先して理解し、自分は何 のため誰のためにビジネスをしているかという覚悟とビジョンを提示し、DX推進のリーダーシップ を発揮することがまずは求められます。
とDが大切なのではない、Xが大切なんだとしっかりと記載されています。
日本でもデジタイゼーションは一巡しています。では、デジタル化したデータをどのようにビジネスに活かすのか?そこが問われてきていることを考えながら、DX白書を読んでいただきたいと思います。